そもそも3レターコードとは?
飛行機に搭乗する回数が多いと良く見聞きする3レターコード。例えば成田空港であればNRT、羽田空港であればHNDと表記します。このコードはIATA[International Air Transport Association]と呼ばれる組織によって管理されており、空港における各種オペレーションの効率化に貢献するため設定されているものです。
しかし最近では飛行機による旅が一般的になり、またSNSでの拡散により一般層にも広がりつつある印象があります。
私は総合旅行業務取扱管理者の資格を持っているので、その試験勉強の際に3レターコードを覚えた事があります。資格予備校の先生が『3レターコードの取得は各空港の早い者勝ちなんですよ』とおっしゃっていたのが大変印象に残っています。
ハノイ・ノイバイ国際空港のスリーレターコード
ハノイ・ノイバイ国際空港の3レターコードは以下の通りです。
Noi Bai International Airport : HAN
ノイバイ空港のコードはHANOIの頭文字3つであるHANですので、非常に覚えやすいコードとなっています。
ダナン・ダナン国際空港のスリーレターコード
ダナン・ダナン国際空港の3レターコードは以下の通りです。
Da Nang International Airport : DAD
ダナン国際空港のコードはDADです。ちなみに頭文字で連想するDANはアメリカ、ヴァージニア州のダンビル・リージョナル空港のコードとして設定されています。
ホーチミン市・タンソンニャット国際空港のスリーレターコード
ホーチミン市・タンソンニャット国際空港の3レターコードは以下の通りです。
Tan Son Nhat International Airport : SGN
タンソンニャット国際空港のコードはSGNです。ホーチミン市やタンソンニャットの文字と一切被らない”SGN”というコードに違和感を覚えられる方も多いでしょう。
SGNというコードは、かつての都市名である”サイゴン”の名残です。以前から使用されていたコードが、都市名の変更後も残るというのは非常に珍しいパターンであると考えられます。
今回は3レターコードについて取り上げました。特別に覚えなければいけないというものではありませんが、移動行程が複雑になる場合は略称で記録していくと非常に楽です。
Example
【フルネーム】成田空港→香港国際空港→ハノイ・ノイバイ国際空港→台湾・桃園国際空港→成田空港
【3レター】NRT→HKG→HAN→TPE→NRT
3レターコードについてはIATAの公式WEBページより検索が可能ですので、一度ご自分が良く使う空港について調べてみてはいかがでしょうか。