成田空港は国内線の少なさが欠点
東京の代表的玄関口として機能する成田国際空港。海外からの旅行者や、地方在住の方が思うであろう事は”成田で飛行機を乗り換えて目的地に到着したい”ということでしょう。しかし残念な事に成田空港発の国内線本数は驚くほど少なく、日本の地方空港と遜色無いレベルに抑えられています。例えばJALであれば1日6便、ANAでは14便しかありません。
LCCであるジェットスターとのコードシェアフライトを使えば、選択肢は増えますが、LCC故に抵抗のある人が多いのではないかと思います。
例えばJALまたはワンワールド系列の航空会社で到着し、ANAに乗り換えるといった柔軟な対応も考えられますが、コストやマイルの加算を考えると現実的ではありません。
ニューヨークのように”街の周囲に空港が3つある”といった特殊なパターンは確かにありますが、首都の空港でここまで不便で分かり辛い設計をしている例は聞いた事がありません。
”ハブ空港”という発想が欠如したところからインフラ整備が行われた故に、今になって弊害が発生しています。
羽田空港への移動は高速バスが楽
成田空港から羽田空港に移動しようとする場合、主に以下2つの手段が存在します。
1.電車
2.高速バス
2.高速バス
電車の場合は複数の経路があり、京成線で乗り換えをし、乗り入れをしている京急線で羽田空港駅に到着するか、JRで主要駅に移動し、乗り換えをしていく方法があります。
乗り継ぎが至極分かりにくいため、この方法はオススメ出来ません。(長時間飛行で疲れた体で乗り換えは大変です。)
一方高速バスは非常にシンプル。成田空港→羽田空港直通のバスが運行されていますので、券を買って乗るだけで空港のエントランスまで移動可能です。荷物を引きずる事も、乗り換えに戸惑う事もありません。
また高速バスの場合は”無料Wi-fi”や”電源”が設置される事も増えてきましたので、新しい車両が当たればレジャーの準備や仕事すら出来るのです。
一人当たり3,100円と決して安くはありませんが、電車でもバスでも所要時間1時間半程度である事を考えると、バスでゆったり過ごす方が有益ではないかと思います。
概ね15分〜30分に一本、便が設定されていますので、乗り遅れたり満員であっても、焦る必要は全くありません。
おまけ:羽田空港に着いたら天鳳麺がおすすめ
羽田空港へ到着した後に楽しみたいのは、グルメやショッピング。カレーうどん屋や卵かけご飯屋など、珍しいお店もオススメですが、私が一番気に入っているのは天鳳さん。第一ターミナル地下の端の端に位置する小さな中華麺屋さんですが、ここで供されるアツアツの天鳳麺が疲れた体に染みます。航空業界の方にも人気の一品です。
先に続く旅に備えて、エネルギーチャージをされてみてはいかがでしょうか?