混雑が激化する新千歳空港
北海道の中心的玄関口である札幌近郊、新千歳空港。東京-福岡と並んで、日本のトップ路線であるが故に、以前から人の出入りが盛んな場所です。最近では外国人旅行者がこれに加わり、対応能力の限界が懸念されています。
日々改良工事は行われているものの、ターミナル内のどこへ行っても人人人・・・。今回はオフシーズンでしたが、果たして夏や冬の季節などうなってしまうのかと大変心配になるほどです。
『忙しない新千歳空港、どこかに休める場所は無いか』と思った時に見つけたのが、今回ご紹介する”JAL ダイヤモンド・プレミアラウンジ”でした。
ダイヤモンド・プレミアラウンジとは?
ダイヤモンド・プレミアラウンジはファーストクラスの乗客及び、マイレージ上級会員向けのラウンジで、限られた乗客のみが利用出来る特別な場所です。おおよその入室区分は以下の通り。
●サクララウンジ:
ファーストクラス乗客、マイレージ上級会員(ダイヤモンド・JGCプレミア・サファイヤ・JGC・クリスタル*ただしクリスタルのみ要クーポン)
●ダイヤモンド・プレミアラウンジ:
ファーストクラス乗客、マイレージ上級会員(ダイヤモンド・JGCプレミア)
※その他に国際線ファーストクラスからの乗り継ぎ等、いくつかの入室条件があります。
ファーストクラス乗客、マイレージ上級会員(ダイヤモンド・JGCプレミア・サファイヤ・JGC・クリスタル*ただしクリスタルのみ要クーポン)
●ダイヤモンド・プレミアラウンジ:
ファーストクラス乗客、マイレージ上級会員(ダイヤモンド・JGCプレミア)
※その他に国際線ファーストクラスからの乗り継ぎ等、いくつかの入室条件があります。
国内線サクララウンジも一般的には”スペシャル”な印象があると思いますが、色々なところで入室クーポンの配布やキャンペーンが実施されており、決して敷居の高い場所では無くなっています。利用者が常に多く、やや落ち着きを感じられないのがとても残念です。
一方のダイヤモンド・プレミアラウンジは利用者が少なく、入室した瞬間から静けさ・落ち着きを実感出来ます。
デザインも凝っていて、国際線のファーストクラスラウンジより優れた部分さえ垣間見えます。
サクララウンジよりも充実した飲食コーナー
この日はある事をやり遂げた後だったので、ビールで乾杯となりました。全自動の生ビールサーバーが設置されているので、あっという間に美味しいビールが出来上がります。こちらは"JAL特製焼きカレーパン”。
あのJALビーフカレーをベースにした具を、フォカッチャの生地で包んだ特別なパンです。ちょうど出来立てだったので、サクサクの生地とカレーの熱さがマッチします。
国内線サクララウンジはドリンクサービスが中心ですので、それと比較するとこちらはおにぎりやスープ、パンなど程よく配置されており、十分にお腹を満たす事が出来ます。ファーストクラスは機内食が出ますので、これ以上の品数はではむしろ食べきれません。
わずか30分ほどの滞在でしたが、大事な仲間と旅の最後を締めくくるには、大変素晴らしい場所であったと思います。規模が決して大きく無い事から、海外を旅慣れた方からは不満が出るかもしれませんが、清潔感の高さやデザインの良さが大変好印象でした。
なかなか乗る機会の無い国内線ファーストクラスですが、大事な旅では率先して利用し、再度ダイヤモンド・プレミアラウンジへと訪問したいところです。