ベトナムでコンビニ弁当を買う
ベトナムのランチ事情は決して悪くはありません。例えば安く素早く済ませたいのならば、現地系のカフェやら大小のレストランに行けば選択肢には困りません。また標準的な設置席数が日本より多いので、行列待ちする事が無いのです。『どうしても和食が食べたい!』と熱望されるのであれば、こちらも同様です。
街中であれば少し歩くか、タクシーやGrabで10分も進めば日本食屋を見つける事が出来るでしょう。もちろん遠隔地の工業団地や街はこの限りではありませんが・・・。
そんな快適な状況でも外食メンドくさいと思うのが私です。暇人なワタシでも、たまには集中して何かをやりたい時があるのです。
そこで頭にふと浮かんだのがコンビニ。”あ、ここホーチミン市だからファミマあるじゃん!”と気がついたわけです。
早速Google mapで調べると徒歩5分の場所に発見。意気揚々10万VND札を1枚ポケットに突っ込んで出発です。
パンやお菓子など色々買ってみる
私は日本の地方都市や海外へ行くと、必ずスーパーやコンビニの棚を見に行きます。品物はもちろんですが、興味をそそられるのは値段。”現地の人が買えない値段にはならない”はずですから、大体の現実的な物価が見えてくるのです。
ベトナムファミマのすごいところは、お弁当やおにぎり、サンドウィッチはもちろん、菓子パン類も豊富に置かれている点でした。
しかも大きさの割に激安(一つ40円〜位)。韓国系のパン屋などが強気な値段で勝負している事を考えれば、良心的な値段と言えるでしょう。
貝炒め豚そぼろ肉弁当のお味は?
さてこちらがメインのお弁当。英語が書いてあるので直訳すると”貝炒めと豚そぼろ肉のせご飯”。調味料の差からか、日本の似たような丼ものより明るい色合いに見えます。素直に美味しそうと思える見た目です。
早速一口食べて見ると、ヌクマム(魚醤)ベースに、少しスパイシーさを加えた味付けが絶妙です。
あさり(英語ではClamとあったがハマグリとは思えず)やひき肉の食感も思った通りのもので、とても美味しくいただけます。これで28,000VND(約140円)なら大満足です。
うろ覚えですが、どこかの商社(ファミマなら伊藤忠商事か)がホーチミン市に弁当類の食品加工工場を設立していたと思います。
ファミマは中途半端な物は絶対売らないでしょうから、食品衛生等も考慮した立派な施設である事は想像に難しくありません。
ラップの包装一つとってもベトナムとは思えない美しいもので、お腹が弱い私としては非常に安心出来ます。
毎日繰り返すと流石に飽きてしまいそうですが、たまにはこのチョイスもありかと思います。