2018-08-10

JAL日本航空国内線ファーストクラス搭乗記-JAL516/767-300-|北海道(新千歳)>東京(羽田)

JAL国内線ファーストクラス機内食
高価すぎて購入し辛い搭乗直前の国内線チケット。株主優待券で安価にファーストクラスへと搭乗します。




株主優待券でファーストクラスを予約する

JALファーストクラス座席
国内線の移動時間と言えば長くても2時間程度。普段乗っている国際線に比べれば近距離移動ですから、わざわざ高価なシートに座る理由は特にありません。

手元に株主優待券があっためネットで予約しようとしたのですが、今回は運悪く普通席・クラスJの枠が全て埋まっていました。どうしても他の選択肢が無く、渋々ファーストクラスを予約する事になったのです。

とは言え定価であれば片道4万円以上するチケットが、2万円代で買えるのですから、お得と言えばお得です。

ちなみに私は株主だったので日本航空様から優待券をいただきましたが、金券屋さんに行けば3000円程度で売っている券です。通常の先得割引等が取れなくても、優待券を買って予約すれば、普通運賃よりはお得に乗れます。

観光旅行等ではこのような手を使う事はまず無いでしょうが、仕事や、実家への帰省など、急な要件に備えて手元にホールドしておくのもありかもしれません。もし使わなくても、有効期限内に売れば損がほとんど出ません。

オーバースペックレベルの機内サービス

JALファーストクラスシャンパン
以前搭乗した際にも思った事ですが、わずか90分でここまで丁寧にサービスいただけるのかと恐縮してしまいます。

普段乗り慣れている方にはこれでも不足なのかもしれませんが、通常市民たる私にはオーバースペックで、いちいち頭を下げてしまいます。

90分と言えば"通勤”している人がいてもおかしくない長さですが、その短時間で昼間っからシャンパンを飲み巨大なシート豪勢な食事をいただくのですから、感覚が麻痺してしまいそうです。




ファーストクラス機内食(昼食)

JALファーストクラス機内食2
時間帯としては既に夕方ですが、夕食はこの後の便から提供されるとのこと。従って食べたい人だけランチをいただく事になります。

今回のランチは鶏肉の煮物。スーパーで買うような安っぽい味ではなく、しっかりと鶏肉の旨味が伝わってきます。変な香りが無く、すっきりと旨味を楽しめるのです。

またお米は新潟のプレミアム米である”新之助”。アマン系列である伊勢志摩のアマネムでも採用しているそうです。甘みがあり、美味しい和食と非常に良く合います。

JALファーストクラス機内食3
デザートは新之助を使ったお米サブレ、”新潟の新”。比較的サブレは苦手ですが、お米を使っているためか、さらりと崩れて自然な甘みが広がります。

正直4万円出せるなら、地上でもっと良い物が食べられるのかもしれませんが、何故だか旅路に食べるご飯というのは、格別美味しく感じるものです。

作業数が多すぎて社員の人が大変そうな印象

JAL機材767-300
なんだかんだで今年2回目のファーストクラスとなってしまいましたが、後から財布が気になった以外は、非常に満足する事が出来ました。

少し気になるとすれば、サービスの内容と人員数が合っているのかという事。明らかに大変な工数(オーバーワーク)で、それに対して人員数が間に合ってないような印象を受けます。

今回は席が空いていましたが、満席だったらと思うと、逆に大丈夫か?と気になってしまいます。

株主目線で言うと最終利益(ボトムライン)は非常に大切ですが、本来社員にしわ寄せをしてまで生み出すものではありません。ひたすら利益と配当ばかりの目線になれば、社内の不満が溜まる事でしょう。

CAの方のミッションは”安全の確保”ですから、サービスを充実させたいならその分人を増やすというのも一考かと思います。




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