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2018-10-23

エバー航空エコノミークラス搭乗記-BR113/A321-200"キティジェット"-|那覇>台北(桃園)

エバー航空なかよしジェット(キティジェット)
台湾を拠点とする航空会社エバー航空。沖縄・那覇から台北というマイナー路線で、キティちゃん全開”なかよしジェット”の旅を楽しみます。




搭乗前からサンリオだらけの空の旅

BR113便案内看板
今回初めて搭乗する事となったエバー航空。以前からアジアの空港では良く見かける航空会社でしたが、偶然台湾へ行く事となり、チョイスしてみる事にしました。

那覇空港国際線ターミナルの受付カウンターへと向かうと、そこに現れたのはサンリオキャラクター全開の看板。

私の世代にとっては非常に懐かしいキャラクターばかり。良く女の子たちがこんな柄の文房具とか持ってたよなと、小さい頃の事を思い出しました。

エバー航空なかよしジェット(キティジェット)2
なぜこのようにな事になっているのかというと、キティちゃんを筆頭に、台湾ではサンリオのキャラクターが人気なのだそうで、それにあやかってエバー航空は”特別塗装機”を複数運行しているのです。

エバー航空のこだわりは半端では無く、塗装だけでなく機内のヘッドレストカバーや、安全のしおり、アメニティまで全てサンリオで統一されています。

余談ですが、以前のサンリオは経営状態が非常に悪化していたのですが、自前でキャラクターを囲うのではなく”パテント型”にして、このような形で使用許諾を与える事で、収入が急回復したのだとか。

キャラクターを描くにも恐らくかなりの金額がかかるわけで、エバー航空は遊びではなく、真剣なビジネス戦略としてラッピングジェットを運行しているのです。

なかよしジェットに搭乗する

エバー航空なかよしジェット(キティジェット)3
広々とした那覇空港。ゆったりと空港内のソファーで海を眺めてから、いよいよ搭乗開始です。

エバー航空なかよしジェット(キティジェット)4
サンリオキャラクターの特別塗装機、通称キティジェットには7種類の機材があり、今回搭乗する機材は日本語名”なかよしジェット”でした。

ただ塗装するだけならどこの航空会社でも出来ますが、エバー航空の凄さは塗装した絵柄毎にテーマ(ストーリー)を設定している事です。

なかよしジェットのテーマはリボン。キティちゃんのリボンは友情の証なのだそうで、世界中リボンで交流しようという設定です。

少しガーリー過ぎる設定で恥ずかしさはありますが、いつものありふれた機材よりはずっと楽しい気分になれます。




機内のキティちゃん色

エバー航空なかよしジェット機内
機材はエアバスA321型。通路一つの、比較的小型の部類に入ります。

比較的新しい機材のようで、随所にLEDのライトが配置され、シートも新し目の物が設置されています。

外観だけでお腹いっぱいな感じもしますが、先に触れた通り機内もキティ・サンリオ路線で突っ走っています。こんな素敵なデザインのしおりは、今まで見たことがありません。

エバー航空なかよしジェット機内2
機内のムービーにはバッドばつ丸登場。

小さい頃こいつのタオル使ってたな・・・などと、またまた昔の記憶が蘇ります。台湾の人には現役のキャラでも、我々からするとちょっと古い感じもするのです。

機内食(軽食)

エバー航空なかよしジェット機内食
飛行時間は90分ほど。キティちゃん溢れる機内に圧倒されている内に、機内食の配布が始まりました。朝10時代出発の便故に量は少なく、軽食(スナック)です。

エバー航空なかよしジェット機内食2
メインはフルーツが入ったパウンドケーキ。

どっしりと中身がつまったケーキで、甘すぎず美味しくいただけます。これにせんべえのようなお菓子もついて、意外とお腹が満たされました。

久しぶりに全てを忘れて楽しめたフライト

エバー航空なかよしジェット機内誌
初めてのエバー航空と、キティジェット。

遊び心がこれでもかと注がれた機内で、久しぶりに余計な事を忘れて空の旅を楽しむ事が出来ました。

台湾の皆さんが沢山乗っていた事もあってか、非常に賑やかで、時折クルーの方が『おじさんそれあげたでしょ!』と、無料のノベルティでちょっと言い合ったり、なんだか見ていて思わず笑ってしまうのです。

先に触れた「なかよしジェット」の狙い通り、私もいつもよりニコニコになって、平和な気分で飛行機を降りる事が出来ました。

おまけ:チケットのスミっこに・・・

エバー航空なかよしジェットチケット(ぐでたま)
チケットの端っこにまさかのぐでたま! この配置、本当に笑ってしまいます。




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