プロが監修したJALの新しい機内ワイン
ここ数年飲む回数が増えてきたワイン。非常に良いワインを人にいただいたり、自分のお金で飲んでみたり、だんだんと興味が増しています。残念ながら記憶力が悪く品種やら産地やら、ウンチク系は全く分かりません。ただ美味しいか、美味しく無いか、そんな単純な感想で楽しんでいるわけです。
今回のワインはソムリエの大橋健一氏と、マスターオブワインと呼ばれる大越基裕氏が監修しており、お二人の頭文字を取ってダブルオーと命名されたそう。
5種のぶどうを使っているとの事で、品種等をたどっていくと非常に面白そうな予感がします。が、しかし、私はそういう点では全く何も語れませんので、シンプルな感想を書きたいと思います。
開栓してすぐはかなり甘めの風味
機内食を食べながらチビチビといただきます。まずは一口。プロが好きそうな”重く渋い”感じを想像したのですが、真逆の風味で『あ、甘い!』と声が出てしまいました。
以前東北新幹線のグランクラスでいただいた長野ワインに近い風味であり、口に含んだ後にキャラメルのような風味が残ります。
【JR】かがやき545号/E7系 北陸新幹線グランクラス乗車記 / 飲食編|東京>金沢
濃いご飯と合わせるには甘すぎるかな?という印象。どうしても甘さが際立ってしまい、ご飯の味とぶつかってしまう気がします。
例えば『食前酒・食後酒』と思えばバランスが良く、長い飛行機での旅行時間を考えるとそれもありかもしれません。
空気に触れて味が変化する
飲みきれなかったのでしばらく放置し、少し経ってから飲んでみると、先ほどの甘さが弱まり、ちょうど良い塩梅になっていました。お酒は個人の好みで感じ方もかなり変わってくるとは思いますが、私の感想としてはもう少し重い感じだと”ワインを飲んだ”という実感が湧くのかなという気がしました。
毎日毎日大量に消費されるワインであり、本当に熟成されたワインとは違って当たり前ですが、同じ銘柄でも内なる進化があればと願うばかりです。