ポークたまごおにぎり本店とは?
今回ご紹介するのは”ポークたまごおにぎり本店”。沖縄で非常に流行っているお店で、牧志市場の本店、北谷、こちらの空港1F店の3店舗のみの展開ですが、どこへ行ってもお客さんで賑わっています。
メインメニューはその名の通り”ポークたまごおにぎり”。ポークは沖縄におけるランチョンミートの事を指し、ポークと卵焼きを、四角くお米でサンドした料理です。
ところでランチョンミートの製品として”スパム”という物がありますが、ハワイでもポピュラーで、寿司型にした”スパムむすび”が有名。
実際にワイキキのABCストアで買って試したことがあるのですが、焼いたスパムにお米という組み合わせは当時衝撃的で、慣れない味故に何とも不思議な料理だと思ったものです。
沖縄らしいメニュー
朝から国際線で台湾へ向かう予定だった私。空港で朝食を食べようと思い調べたところ見つかったのが、こちらのお店でした。他のお店に比べて早い、朝7時からの営業ですので非常に助かります。外国の人にも有名な同店。飛行機が到着する時間になると、行列が出来る事もしばしば。
流石に7時台はほとんど人がおらず、ゆったり店内での食事も楽しめます。人混み嫌いな私には嬉しい限り。
オーダーしたのは「島豆腐の厚揚げと自家製油味噌(税込440円)」と「人参しりしり(税込280円)」。ベースのポーク・たまごに、追加のトッピングが入ります。
沖縄最終日だったので沖縄らしいメニューをチョイス。オーダーしてから一つずつ作ってもらえるので、出来立ての熱々です。
一見小さめのサイズに見え、割高感を感じるかもしれませんが、実際に食べてみると一つでお腹いっぱいです。
ベースのポークやたまごはもちろん、トッピングの熱々島豆腐が口の中に広がります。お米や海苔もしっかり美味しいし、言うことなし。
人参しりしりは独特の甘みがあり、いつも食べている人参料理とは全くの別物に思えてきます。
お店の人は親切だし、清潔感があるし、基礎的な部分をしっかり押さえていて、全体的な満足度が高いお店でした。
屋上で海を見ながら食す
私はお店の中でいただきましたが、那覇空港は海に面した空港ですから、海を見ながら朝食としておにぎりをいただくのも気持ちが良いと思います。私は食事の後、国際線ターミナルの屋上でお茶を飲んでいたのですが、鳥(イソヒヨドリ)がちょんちょんと段々近づいてきて、最後は隣にずっと居座っていました。
こんなにも美しい沖縄の鳥に好かれるなんて、大変光栄な事です。フライト前に良い想い出が出来たのでした。
(注意:上記は偶然の出来事でした。くれぐれも鳥に触れたり、餌付けをされないようご注意ください。)
おまけ:沖縄らしいお弁当も楽しい
ポークたまごおにぎり本店と同じく、ターミナルの1Fで見つけた空港の売店。沖縄はボリューム満点のお弁当が非常に安いのですが、ここなら選び放題です。量が少々多いので、シェアして朝食というのもなかなか楽しめそうです。