2018-12-22

ROLEX アメリカで学んだロレックスデイトナ購入の極意|アメリカ

ショッピングモール
とあるアメリカのショッピングモール。一角にあった高級時計店で『ロレックス、ステンレスモデルの在庫ありますか?』と尋ねてみました。




海外の高級時計店に突撃して、ステンレスモデルが買えるのかを検証する

ショピング
買い物にやってきた大きなショッピングモール。

シリコンバレーの一角に位置するこのショッピングモールは、場所柄比較的高級な商品の販売店が目に付きます。その中でも特に気になったのが高級時計店でした。

『日本では在庫すら見当たらないロレックスのデイトナやサブマリーナーは、USAなら手に入るのか?』

そんな疑問を持っていた私は、迷わず店内へと進んでいきました。

ロレックスサブマリーナーデイト16610
初めて入ったアメリカの時計屋さん。店内は日本の時計店と変わらず、様々なブランドの高級時計が並びます。早速ロレックスコーナーへ向かうと、感じの良いおじさんが話しかけてきました。

ストレートに『ロレックスのステンレスモデルありますか?』と尋ねると、あいにく在庫は無いとのこと。

無いのは知っていたのでこのまま店を去っては面白くありません。せっかくなので、ロレックスを所有している事や、自分の思いを伝えるとおじさんは優しく真実を教えてくれたのです。




『本当のお金持ちは自ら買いに来ないのです』

おじさんが教えてくれたのは以下の事実でした。

1.デイトナやサブマリナーが品薄なのは、アメリカでも同じである。従って、入手出来たとしても、まずは自分の顧客に連絡するのが普通である。つまり店頭に並べるような事はしない。

2.このエリアはお金を持っている人で溢れている。その中でも何度か取引をして、信頼を築く事が出来た人だけが、長い繋がりの顧客となっていく。信頼が出来上がらないと、商品を紹介する事は出来ない

3.そもそも本当のお金持ちは店に買いに来ないSMSやメールで連絡しあう。(取引成立後は顧客先に持っていくのでしょう)

4.パテックフィリップなどのその他高級時計は、在庫があるのでいつでも買ってね

購入出来ないのは分かっていた事ですが『信頼関係』というのは、新しいワードでした。また『金持ちは買いに来ない』というのも、当たり前と言えば当たり前ですが、庶民には突き刺さるお言葉です


日本のロレックスショップをたまに眺めていると、かなり微妙な身なり(清潔感が無い・だらしない等)の方が『デイトナありますか?』と聞かれているのを見かけますが、確かにあの人たちには売らないのだろうなという事が分かってきました。

今回アメリカのショップで分かった事実ですが、恐らくどこの国へ行っても似たような状況なのではないかと思えてきます。

もし本気でデイトナなどのモデルが欲しければ、その他のモデルを少しずつ買って名前を覚えてもらうというのも、もしかしたらありなのかもしれませんね。

一発狙いの人の心の内は見透かされてしまうというのが、厳しい現実だと思います。




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