エールフランス/KLMラウンジ訪問
7年ぶりにやってきたサンフランシスコ。以前訪れた際には航空会社のステータスはもちろん、プライオリティパスの資格も持ち合わせていませんでした。
資格をいただいてから初めての再訪ですから、おのずとラウンジに対する期待が高まります。
サンフランシスコ国際空港のラウンジは、ほぼ一ヶ所にまとめて設置されており、手荷物検査場を出てすぐ左側に共通エントランスがあります。
プライオリティパスの利用対象となるのは、エールフランス/KLMラウンジ。共通エントランスの正面に位置するため、迷わず到達する事が出来ます。
ところで、どうしてエールフランスとKLMという2社の名称が冠されているかというと、2社はAir France-KLMという同じ持株会社の傘下にあるからです。
フランスとオランダという二つの国のフラッグキャリアが、同じ会社というのは奇妙な感じですが、このラウンジのように共同運用の要素を入れる事で、コストを落とせるメリットもありそうです。
食事とドリンクが充実
内部はダイニングエリアと、通常の座席エリアに分かれています。全体を見るとかなり窮屈で、対象利用客の多さからかとても混雑しています。なんとか席を見つけて、早速ランチをいただく事にします。このラウンジでとても驚いたのは、食事とドリンクが非常に充実していた点です。
最近はフラッグキャリアのラウンジでもコストダウンが進んでいる印象ですが、こちらはお料理を眺めるだけで、手抜きの無い事が良く分かります。
メインとして置かれていたミートボールやプチサンドをいただきます。ミートボールは『どうせ冷凍だろ』と思っていたのですが、噛むとお肉の美味しさが広がる秀逸な一品。
今までこんなに美味しいミートボール食べた事がない!とおかわりしてしまいました。
また野菜のラインナップが非常に充実しており、とても新鮮です。しっかりと野菜の甘みまで感じるレベルで、関心します。
ビール・ワイン・シャンパンが複数種類選べる
更に特筆すべきはお酒の充実度。日本だったら一本300〜400円はしそうな地元のボトルビールが飲み放題です。エールフランスのラウンジである事からか、ワイン類も豊富で、シャンパン・スパークリングが二種類、赤ワインだけで4種類は置かれていました。銘柄も決して安物ではなく、ある程度まともな物でしたから、力を入れている事が良く分かります。
残念ながら先に記載した通り、狭さという解決し難い弱点があり、長時間の滞在には向かないように思います。
今回は食しませんでしたが、クロワッサン等のパン類やデザートも美味しそうでしたので、単に食事を楽しむために訪れるのもありかもしれません。