初めての羽田空港ファーストクラスラウンジ訪問
以前ご紹介した通り、JGCプレミア資格をいただき、ハイステータスメンバーへと仲間入りする事が出来ました。ちょうど中国・深圳へと旅する機会が出来たので、朝早く羽田空港へと向かい、ファーストクラスラウンジを楽しむ事にします。
朝食からお腹いっぱい!美味しい朝食
羽田空港国際線ターミナルのJALラウンジは、ターミナルの4階に位置し、出国審査エリアから近く、使いやすい場所に立地しています。意気揚々とファーストクラスラウンジへ入室してみると、ラウンジの広さに驚いてしまいました。利用対象者は決して多く無いはずですが、サクララウンジよりも更に一段広く感じます。
出発まであまり時間は多くありませんので、早速朝食をいただきます。
ファーストクラスラウンジには”鉄板焼きコーナー”が設置されているので、早速朝食で提供されている、ガレット(そば粉を使ったクレープのようなもの)をオーダーしました。
実はガレットというの料理を初めて食べたのですが、薄いながらも噛みごたえのある生地は香りも良く、半熟の卵やベーコンと良く合います。
鉄板焼きコーナーのメニューは月替わりなので、時折異なるお料理がいただけるのも嬉しいところです。
その他の基本メニューや、ビーフカレーはサクララウンジと共通ですが、オードブルー系が付加されているので、ついつい沢山取ってしまいました。
いただいたオードブルは、「四川風よだれ鶏」「蛸とポテトのピンチョス」「生ハムとブロッコリーのピンチョス」の三つ。
どれも食べやすいようにレンゲ風の容器に置かれているのですが、立派すぎて一口では食べきれません。もっと適当な品だろうと勝手に思っていたのですが、丁寧に味付けされており、どれも美味しさが溢れます。
これに加えてカレーも普通に食べてしまいましたので、本当にお腹いっぱいです。朝の8時から生ビールまで飲んでしまい、飛行機に乗る前から”出来上がって”しまいました。
RED SUITEで食後のシャンパンをいただく
出来上がったいる状況にも関わらず、気分が良かったのレッドスイートと呼ばれる静かなエリアで、食後のシャンパンをいただきます。通常のドリンクエリアに置かれているシャンパンは”マム グラン コルドン”ですが、レッドスイートでは”ローラン・ペリエ ラ キュベ”という、別の銘柄を楽しむ事が出来ます。
実勢価格を見るとどちらも一本5000円程度との事で、シャンパンとしては比較的お手頃に感じられます。
希少性は決して高くありませんが、シャンパンは”パーティーの最初に一杯”といったシュチュエーションで飲む事が多いので、それを考えれば2種類をゆっくり飲み比べ出来るのは、贅沢と言えるでしょう。
ただファーストクラスに搭乗される方の場合、フライト中にサロン等のよりグレードの高い銘柄が登場するはずですので、その点ではわざわざ無理して飲む必要は無いかもしれません。
ビジネスクラスのドゥラモットも気になる一品
ちなみに希少品であるサロンは、一時期提供が中止されていたのですが、2019年の3月から復活しています。銘柄の知名度で、どうしてもサロンばかりが注目されますが、ビジネスクラスに搭載されるドゥラモットも注目銘柄。
サロンの姉妹メゾンに位置するドゥラモットは、サロンが作られない年に、サロンと同じぶどうを使ってシャンパンを造っているのです。
ビジネスクラスでは、ここのところ継続して採用されている銘柄であり、ビジネスクラスでそんなマニアックな銘柄を出してしまうJALの本気を感じるところです。
ゆったりとくつろげる空間
あっという間に過ぎ去ったファーストクラスラウンジでの滞在時間でしたが、飲食が好きな私としては大変満足のゆくものでした。一段下に位置するサクララウンジもクオリティは最高ですが、近年は利用者が非常に増えて大混雑と思える日も少なくありません。
JALのユーザー以外も受け入れている事、世界の航空旅行需要が旺盛な事を見るに、景気が悪くなる等の特別な要因が無い限り、改善する事は無いと考えています。
そんな中でファーストクラスラウンジは非常に落ち着いた空間が広がっており、ゆったりとくつろぐ事が出来ました。
きっと子供が出来たりすると、この場所を使う事は遠慮して無くなると思いますので、今のうちに楽しんでおきたいものです。