マスターカードが通じない
ホテルへのチェックイン後、隣のショッピングモールで夕食を食べる事にしました。無印良品に泊まる感覚、MUJI HOTEL SHENZHEN宿泊記|深セン 中国
せっかくの短い滞在、まずは本格的な中華料理店へと行ってみます。そこは火鍋の店で、高級感漂う大変綺麗な場所でした。店員さんも親切で、これは期待出来そうと思ったのですが・・・
なんとここではクレジットカードを使う事が出来ませんでした。そもそも店員さんに数人に聞いても”マスターカードが何の事か分からない”という衝撃的な結末。
現金ではOKとの事ですが、何故だかこのショッピングモールにはATMが見当たりません。ほんの少し中国元のキャッシュは持ってきましたが、とても足りそうになく、お詫びして店を離れます。
ビザとマスターはアジア圏で確実に使えてきたので、この展開はかなりのショックでした。その辺の売店ならともかく、ここは結構高そうなレストランですから・・・。
香港系のチェーン店でQR決済にトライ
幸い、We Chat Payの口座にも少しチャージする事が出来たので、少額であれば支払いが出来そうです。ショッピングモールの中に香港系のファストフードがあったので、今度はそちらでトライしてみました。と、今度は言葉が通じない。
当たり前ですが英語が通じないので、指差しオーダーでも最後の最後で相手の動きが止まってしまいます。もう終わりなのか・・・と再度絶望しかけたところ、奥から別の店員さん登場。奇跡的に非常に英語が流暢で、オーダーする事が出来ました。
We Chat Payのバーコードを恐る恐るかざして、支払い完了。久しぶりに海外で、どっと疲れてホッとした瞬間でした。
ちなみにお値段は麺料理一杯で450円〜ほど。持ち帰り容器の料金までとられるので、日本と比較すると決して物価は安く無い印象です。
苦労して入手した夕食がこちら。
一つ目は大きな肉饅頭が入った中華麺。二つ目は日本のうどんのような見た目の麺料理です。ファストフードとの事で全く期待していませんでしたが、本当に美味しい料理で中国のビールと良く合います。
そういえば最近海外で全然苦労してなかったな・・・とその日の出来事を振り返り、久しぶりに苦労出来て良かったと感じられたのでした。
外国人にはハードルの高いQR決済ですが、深センに行かれる際は、本当にご注意ください。