フィンエアーのA350はオリジナルの快適仕様
初めての搭乗となったフィンエアーの国際線。使用機材は最新型のエアバスA350-900です。日本ではポピュラーな感のあるボーイング787型機のライバルであり、最近では日本航空も導入を開始し、国内線への投入を始めています。
フィアンエアーの機材で個性を感じたのが、機内の明るさでした。内装を明るめの白で統一しているためか、太陽が差し込むと非常に機内が明るくなります。空の上でも当然日差しが差し込むので、常に閉塞感の無い広々とした感覚を覚えました。
また一部のトイレは、通常より大型のバリアフリー仕様になっていてとても快適に利用する事が出来ます。
機内の個性で驚いた事はあまり無かったのですが、フィンエアーは他社と観点が違うようで、オリジナリティに驚かされます。
足元広々の非常口座席
早めの予約であったため、非常口前の広い座席を確保する事が出来ました。ちなみにフィンエアーにおいてこちらの座席指定は有料となっています。ただしワンワールドのステータスを持っていると無料になります。会員ステータス 2019JGCプレミアカードが到着する【JAL】|日本航空
最近はANAでも同様の扱いに変更されましたが、航空業界では広い席=エコノミーでも有料というのがトレンドです。
なおプレミアムエコノミーに似た名称でプレミアムコンフォートという席も用意されており、こちらも有料で選択する事が可能です。前後間隔が広くなり、アメニティキットやノイズキャンセリングヘッドフォンも用意されます。
実際に目で見たのですが、JALのプレエコと比較すると、あまり立派な席には見えませんでした。座ると差があるのかもしれませんが、著しい違いでは無いように感じられます。
エコノミークラスシートの座り心地自体は良い方で、表面の生地が柔らかく、体が温まりやすく寝やすいので、普通のシートでも問題無いと思います。
画面にタイムスケジュール表示!
離陸後シートベルトサインが消えたところで、ディスプレイを引き上げます。流石の最新型機、美しく大きな液晶画面が設置されていました。今時エンターテイメントシステムは珍しい装備ではありませんが、流石のフィンエアーは他社とソフトウェアが違いました。なんとトップ画面に”タイムスケジュール”が表示されます。
これは離陸から着陸までの機内サービスが時系列で表示されており、いつ頃機内食が配られるかといった情報が一目で分かるのです。
一見「必要か?」と思う方も多いでしょうが、寝て起きた時に「あとフライト何時間だ?」「もう機内食終わったのかな?」と思う時もあるので、これで確認出来るのは楽です。
乗務員の目線からしても余計な質問や、サービスの手間が減るでしょうから、省力化に繋がることは間違いありません。意外と他社で見た事が無いので、これは普及して欲しいところです。
ちなみにフードやドリンクメニューも全てデジタル化されており、サービス時に迷わず注文出来ます。余談ながらビールやワインは無料、ハードリカーは有料です。
お楽しみのエコノミークラス機内食(1食目)
画面を楽しくいじったところで、機内食です。AY72便は朝発なので、ちょうど良い時間帯にランチとして1食目、到着前のこれまたちょうど良い時間帯にランチとして2食目(軽食)が配られます。
まずは1食目。小ぶりのトレーで配膳されます。
チョイスは和食と洋食の2種類。こちらは和食の鳥の照り焼き。機内食でよく見る定番メニューですが、日本人の口によく合う美味しい料理です。
こちらは洋食の牛肉の赤ワイン煮込み。柔かい牛肉と、沢山の茹で野菜がマッチしています。北欧系の航空会社だけあって、洋食の方がベタなー印象です。
サイドメニューはパン、サラミ付きのポテトサラダ、そしてデザートのチョコレートケーキです。見たことの無いブランドのチョコケーキですが、とてもしっとりとしていて大変美味しいお菓子でした。
お楽しみのエコノミークラス機内食(2食目)
到着前の2食目は軽食(スナック)が配膳されます。残念ながらレンジでチン系のエビピラフでしたが、美味しくいただく事が出来ました。飛行機の中だと胃の調子が悪くなりがちなので、これ位の量の方がちょうど良く感じます。
山盛りプレッツェルも無料サービス
機内食に満足出来なかった方もご安心を。フィンエアーでは有料で追加スナックサービスを実施している他、無料でお菓子を配布してくれます。フライトによって対応は異なるかもしれませんが、私のフライトではギャレーにプレッツェルの袋が山盛り(100袋くらい)で置かれており『流石にそんなに食べないだろ』と思わず笑ってしまいました。
その他にもクルーに聞くとポップコーンをくれたり、なかなか親切な対応でした。
まとめ:合理的なサービスに大満足
機材が最新型だった事も大きいと思いますが、全体的に合理的なサービスが徹底されており、私は大満足でした。無駄が無く、余計なストレスを感じさせません。日系航空会社と比べるとクルーがサバサバしていますが、決して不親切な訳ではなく合理的に動いているだけなのです。クルーの動きを眺めていると、各自がiPhone7 Plus(当時)を携帯しており、各端末で重要情報を共有しているようでした。機内サービスの決済にもその端末を使えるので、やはり無駄がありません。
エンターテイメントシステムのソフトウェアでも感じた事ですが、IT投資をしっかりする事で、無駄を削ぎ落としスムーズなサービスに繋げていると実感しました。
以前エストニアのフェリー会社の話でも触れましたが、北欧はITへの考え方が徹底していて、それ故にストレスを感じない事が多々あります。
【船旅】タリンク&シリヤライン・フェリー乗船記-メガスター号-|ヘルシンキ>タリン
日本の交通インフラは支払い方法も、予約方法も、サービスも未だにアナログ感が漂いますが、欧州地域から学ぶべき事が多いのではないかと思います。