2019-11-10

残念ストーリー。飛行機旅の正しいお酒の飲み方

Airplane window
飛行機に乗るとついつい飲み過ぎてしまうお酒。楽しく飲むのは良い事ですが、過剰なお酒の摂取で、とんでもない事故や迷惑につながってしまう事があります。




ケース1:久しぶりの旅行で楽しくなりすぎて・・・

A380
ある日の飛行機旅。機内食を食べてゆっくり映画を見ていると、私の横に何故か人が立っています。

そして何故だか目は開いているのに無言。しまいには私の頭に手をぶつけてきます。

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全く意味不明なまま『ちょっと何やってるんですか!やめなさい!』と声をかけた途端、そのまま床に倒れこんでしまいました。

戸惑いしかありませんが、とにかく枕を頭に当てたり、声をかけ続けたりクルーと介抱し続けたところ少しして無事意識を取り戻しました。

落ち着いた頃に聞いてみると『久しぶりの旅行で楽しくなり大量飲酒してしまった』との事。通路上でもうダメだと思ったようで、私に助けを求めようとしていたのでした。

怒りは感じませんが『もう起き上がってこないんじゃないか・・・』ととにかく焦ったわけで、やはり人に迷惑をかけるほど飲むのは良い事ではありません。

ケース2:海外の仕事に張り切りすぎて・・・

Airplane seat
こちらも似たようなお話。

隣に座った人が一生懸命仕事の準備をしています。ひとしきり終わったのか、次はお酒を超ハイペースで頼み続けます。

飲んでる間は終始楽しそそうですが、私の頭をよぎったのは『何か危ないな。何かあるぞ』という嫌な予感。

それから1時間ほどして、寝ていたはずの隣人が突然むせ出し、いきなり嘔吐・・・。その勢いは半端ではなく、両隣の席がものの30秒ほどで撃破されてしまいました。

今回も急いでクルーを呼んで対応をしてもらいます。幸い私はベルトを外して緊急脱出出来たので難を逃れましたが「もしも」という予測が無かったら、大変な事になっていたでしょう。

この時も怒りはありませんが『喉に詰まらせたりしていたら命の危険があった』と冷や汗をかいたのでした。


プライバシーもあるのであまり具体的に書こうとは思いませんが、どちらもそこそこの年齢の方でした。しかも決して常識が無い方達ではありません。むしろ良識のある人と言えます。それでもお酒が無料というだけで、ついつい呑み込まれてしまう事があるのです。

私はまだまだ若い方の部類に入りますが、飛行機では極力お酒を飲まないようにしています。

飛行機酔いしやすいというのもありますが、長いフライトの途中で調子が悪くなっても逃げる事が出来ません。自己管理という面で、極力危ない事は避けるようにしています。

もちろん何をするのも個人の自由ですが、他人に迷惑をかけないような遠慮があれば、楽しいフライトのまま終われるのではないでしょうか。




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