BYDが世界最大の"マスクメーカー"になっていた?
以前ご紹介した通り、BYDは電気自動車のメーカーとして有名な企業です。BYDのディーラーで電気自動車”唐EV600”SUVを見る|深セン 中国
日本国内では一般車の販売は行われていませんが、電気バスが複数の箇所で採用がなされているため、ロゴに見覚えのある方も居るかもしれません。
メディアの報道によると、孫正義氏がソフトバンクとしてBYDへ月産3億枚のマスク製造を委託するとのこと。
気になるのは『世界最大のマスクメーカーBYD』と表現されていることで、私からすると「いつの間に世界最大のマスク製造業社になっていたんだ!」という驚きがあります。
ちなみにBYD社は元からマスク製造設備を持っていたわけではなく、コロナ危機に際して一から製造設備を造ってしまったそうです。
ここのところ中国政府による電気自動車に対する販売補助金が終了し、経営に大分陰りが見えていたと言われる同社。それでも社会問題解決のため、思い切った行動を起こしてしまう点に凄さを感じます。
様々な情報が錯綜していますが、マスクは自らを防護する道具というより”他人に感染させないための道具”だと考えています。自分が感染しているか分かりにくいのが新型コロナウイルスの悪いところですので、とりあえずマスクを装着する事で拡散の確率を低減させる事は出来そうです。
しかし多くの人はそもそもマスクが手に入らないという悩みを抱えている事でしょう。『マスクの数が揃うなら積極的に装着したい』という方が大多数だと思いますので、一刻も早く供給数を増やしていただきたいところです。