JR東日本の自動販売機がイギリスに!
ノーザンプトンの駅。エントランスから外へ出ようとすると、目の前に液晶画面付の自動販売機が目に入ってきました。海外では決して多くない自動販売機(ベンディングマシーン)。おまけにハイテク気味で印象に残ります。どうも東京で見た事があるデザインなので考えてみると、JR東日本が駅ナカで展開している自販機と同じであることを思い出しました。
JR東日本は『acure』という飲料ブランドで、エキナカ自販機ビジネスを展開しています。液晶付きの自動販売機は”イノベーション自販機”と名付けられ、首都圏の駅で見かけるものです。
この自販機は妙に賢く、装着されたカメラで人の表情を認識し、その人に合わせた飲料を提案するリコメンド機能が付きます。複数のパターンがあるそうですが、例えば疲れ顔の人には栄養ドリンク、寒そうな人にはホットドリンクなど、年齢なども含めて判断するとのこと。
この写真は実際私が自販機の前に立ってみた時の様子。きっと乾燥しきって疲れた顔をしていたので、ジャスミンティーとポカリをススメてきたのでしょう。ネットと情報の蓄積、AIの組み合わせが成せる技です。
イギリスに設置しているタイプも上部に”CCTV”と書かれているので、同様の機能が装備されている模様。
JR東日本は一見超ドメスティックな会社ですが、意外と海外の鉄道会社と交流を深めています。きっとこの自動販売機も提携やチャレンジの一貫で設置されたのでしょう。
ちなみにノーザンプトンの駅の周りはこんな様子。のどかな街に設置された一番ハイテクな装置かもしれません。
#イギリス #ノーザンプトン #イノベーション