マンダリンオリエンタルジュネーブのテラス席
スイス・ジュネーブ は美しい川や湖に囲まれた美しい街です。せっかくなら水辺で楽しくご飯を食べたいもの。東京では考えられない大胆なオープンテラスで、異国の料理を楽しみます。ヤクマンカでペルー料理を初体験
ヤクマンカはペルー料理の第一人者であるGaston Acurio氏がオープンしたお店。ジュネーブ はバルセロナに続いて世界で2店目。こちらは弟子であるCesar Bellido氏が指揮を執ります。ペルーは太平洋に面しているためか、提供されるお料理のテーマは”シーフード”。元々のペルー料理と、新しい価値観を併せたフュージョン料理がメニューに並びます。
まずはスターター(前菜)。”サーモンといくらの握り”。和食である寿司と、ペルー料理的な味付けをミックスした一品。ネタの美味しさはもちろん、意外なほどシャリが綺麗に握られていて美味しくいただけます。
続いてもスターター。”ケバブ”。見た目は普通のBBQや焼き鳥ですが、酸味のある味付けがなされていて、独特の風味。ペルー料理のキーワードは”酸味”である事が分かります。
次は”シーフードと野菜の冷製スープ仕立て”。少し火を通したシーフードと、新鮮な野菜を酸味のあるスープで仕上げた一品。今時スイスでも30度近くになるので、強目の酸味が暑さで消耗した体に染み渡ります。
最後は”白身魚のライス添え”。白身魚は蒸し焼きで、ライスはスープで炊かれています。最後にやはり酸味のあるスープがかけられています。甘いとか辛いという味の差ではなく、酸味の差で強弱を付けているのは面白いアプローチです。
中南米の料理は初めてでしたが、新しい物にトライしたい人には良い品ばかりだと思います。一方日本的な安定した味を求める人には、勇気がいるかもしれません。
実はお店が推しているメイン料理に辿り着く前に、お腹がいっぱいでエンドとなってしまいましたが、次はスターター無しでメインからトライしてみたいところ。
それにしても和食の要素は、他の食文化にも影響を与えるほど有名になっているのですね。ジュネーブというのは超が付くほど内陸ですが、まさかこんなところでお寿司まで食べられるとは思いもよりませんでした(しかもペルー料理屋さんで!)。
#ImAFan #mandarinoriental