2020年初頭に襲来したコロナウイルスCOVID-19。世界を混乱に陥れ、私の海外渡航も絶たれる事に。しかしついに渡航復活の号砲が鳴ったのでした。復活の儀式にあのビーフカレーを食します。
海外へ行けなかった3年を振り返る
コロナウイルス(以下、コロナ)の襲来により、多くの人の生活を変えてしまったのは周知の通りですが、私自身もかなり影響を受けたと思います。2019年までは年に3回は海外へ出ていましたが、それが一気にゼロになり、すっかり元気が無くなってしまいました。私は海外に親戚が住んでいたりもするので、そういった意味でもこりゃあ参った・・・と相当落ち込みます。
2019年頃、海外各地の”オーバーツーリズム”な状況を見る度に『いつか限界が来て海外へ行けなくなるかも』と想像したことがありました。戦争でも起きない限り大丈夫だろうとは思っていましたが、ウイルスの蔓延が見事にそれを現実化し、おまけに戦争まで起きてしまいました。コロナが終わったら、ウラジオストクへ行こうと考えていましたが、もはやロシアという国には一生入れない可能性すらあります。悲しいかな世界が狭まっていきます。
3年ぶりのサクララウンジとJALカレー
ついに訪れた海外渡航の再開。最後のイギリス・チェコ旅からちょうど3年ですので、なんだか緊張しますし、色々な勝手を忘れていました。いつもより慎重に準備をして、成田空港第2ターミナルへと向かいます。出国手続きを済ませ、久しぶりにサクララウンジへ。
何度もオーダーは出来るものの、分量がある程度決まったセット方式なので、少しずつチョイスするといったことは出来ません。試しに「サラダ少なめとか出来ますか?」と聞いてみましたが、決まった分量でしか配膳出来ないとのことでした。
お腹は減っていたのですが、後の動きを考えると腹八分目位にしたい気分だったので、ビーフカレー(小)とサラダ、スープを選択。担当の方が綺麗に盛り付けてくれるので、とにかく美しく見た目も楽しめます。セルフ盛り付けがいかに雑であったか思い知りました。
コロナ禍前から、フィンエアのラウンジなどは手抜き感が凄かったですが、JALはこんな最中でも食事の質を落としていないのは驚きです。食事で手を抜かないのは大切で、美味しい物を提供すると個人の記憶に残ります。それが推奨につながり、他の人へと伝わっていくのです。
JALカレーはラウンジの外でも楽しめる!
一つはJALショッピング。不定期で冷凍版の大型パックを販売しており、一度頼んだことがありました。こちらは旨味が少し抜けた感じがあり、美味しいものの少々惜しいといったお味でした。
もう一つはJAL系列のレストランDINING PORT 御料鶴。成田空港からほど近い畑の真ん中にある古民家風レストランですが、こちらでもカレーを楽しむことが出来ます。建物の雰囲気が良く、スタッフの皆さんはとても丁寧な接客で、総合的な評価が高いお店です。カレー以外のメニューも美味しくいただけます。
色々と試してみて、気分的にはやはりラウンジで食べるカレーが一番!でしたので、引き続き海外へ行く機会を増やしていきたいと思います。
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