エコノミークラスの一段上に存在する、JALプレミアムエコノミークラス。フィンランドから東京までの長距離フライトを楽しみます。
AIサマリー
- フィンランドのヴァンター国際空港から東京(成田)までのJALプレミアムエコノミークラス(JAL Premium Economy)の搭乗記録を紹介します。
- プレミアムエコノミークラスはエコノミークラスより上のクラスで、快適なフライトを楽しむことができます。
- ドリンクサービスと機内食が提供され、プレミアムエコノミークラスではエコノミークラスよりもドリンクの種類が豊富です。
- 機内食では洋食を選択し、ビーフシチューやマッシュポテトが提供され、デザートはハーゲンダッツでした。
- ロシアの上空を通ることができないため、今は北回りや南回りのルートを取ることになり、搭乗時間が長くなっています。
雪に包まれるフィンランド・ヴァンター国際空港を出発
冬のフィンランド・ヴァンター国際空港。飛行機の駐機スペースにはうっすらと白い雪が積もり、北国であることを実感させてくれます。
この日のフライトは非常に空いていて、プレミアムエコノミークラス(以下、プレエコ)の最前列ですら、2人しか着席していません。
エコノミークラスであれば、アームレストを上げて一列ベッドにしてしまうこともできますが、プレエコは固定式の仕切りが設けられているのでそうもいきません。隣の人が居ないだけでも、長時間では快適度が全く違うので、良しとします。
特に最前列には広大な足元空間がありますから、空間という観点で見るとビジネスクラス以上の快適度があるように思います。
1回目の機内食
雪に覆われた空港でしたが、離陸には全く影響が無く、定刻で離陸。安定飛行に入った後ドリンクに続いて機内食が提供されます。この日は(無理して)朝からビールを飲んで調子が微妙になってしまったので、炭酸水のペリエを選択します。隣を気にせず机を広く使えるので、余裕があります。
基本的にはエコノミークラスと料理のメニューは同じですが、シャンパンや炭酸水など、ドリンクの種類がエコノミーより多くなります。また間食で”うどんですかい(ミニカップうどん)”をオーダーすることも可能です。
この日のメインは和食の豚生姜焼きかビーフシチュー。ヨーロッパ旅行も終わりなので、洋食を選択。
美味しいマッシュポテトと濃厚なビーフシチューの組み合わせはとても美味。付け合わせも本当に綺麗で美味しく、フルーツにベリーが入っているところが、欧州らしくて特に良いです。
デザートはお決まりのハーゲンダッツ。ヨーロッパ仕様は容器が縦長です。
蓋を開けると”少し待ってね”という絵が描かれていました。これならカチカチだなと思わなくて良いので、親切で分かりやすいです。
彩鮮やかで、フィンランドで調理されているのにちゃんと美味しい。家に帰る前にこういった料理はとてもホッとします。いつも思うことですが、JALの機内食には、細かい配慮や優しさがあり、乗って良かったと実感出来ます。
この搭乗は少し前のお話ですが、その時は当たり前ながらロシアの上空をまっすぐ飛んでフライトをしていました。今は行きがアラスカ方面を通る北回り、帰りは中東方面を通る南回りとなっており、以前よりも搭乗時間が長くなっています。
今は昔、ロシア上空通過フライト
この搭乗は少し前のお話ですが、その時は当たり前ながらロシアの上空をまっすぐ飛んでフライトをしていました。今は行きがアラスカ方面を通る北回り、帰りは中東方面を通る南回りとなっており、以前よりも搭乗時間が長くなっています。
かつて"どこかに行けなくなる時代が来るのか”との懸念を持ったことがありますが、それはコロナで終わりだと思っていました。その後まさか戦争まで起こるとは・・・。本当にこの先何があるのか、少し心配なところはあります。
しかし心配していると本当にそうなってしまうもので、少しでも前向きに出来ることを考えていきたいものです。