2024-03-17

14年ぶりの車探しで導いた『お値段2倍の法則』|日本

LEXUS LM500h

これまでハイブリッドすら無視して、頑なにガソリン車に乗ってきた私ですが、そろそろ新しい車を探すことにしました。



AIサマリー

  • 長年愛用したSUVの自然劣化と同乗者への影響から新しい車の購入を考え始めた。
  • 14年前に比べて新車の価格が実質2倍に上昇しているが、内装の質感は下がっている。
  • 過剰な周辺サービスが価格上昇の一因となっており、それら不要なサービスを省いて本体価格を安くしてほしいと考えている。

新しい車を探す理由

Outlander VN

子供の頃から無類の車好きである私。就職から少しして購入したSUVに乗り続け、気がつけば14年も経過してしまいました。自分でパーツを交換出来るので、大してコストもかからず、目立つ故障もありません。デザインが良いし使い勝手も抜群なので”買い替えたくない”というのが本音です。

しかし生活が変わり、車に乗るのは自分一人だけでは無くなっています。エンジンや、サスペンションを構成するパーツの自然劣化は避けられず、乗り心地の悪さや、運転での疲労感をかなり強く感じるようになり、同乗者への悪影響も気になってきました。


また昨年から生活の変化はかなり厳しいところに至っており、自分の気分が高くなる車より、新幹線のような”快適なモビリティ”を探す必要に迫られています。

私は自分でメンテナンスが出来るので、あと数年乗り続ける方が経済面では最もお得と言えそうですが、そんな事を言っていると同乗者の問題が解決しないので、泣く泣く、渋々、車を探すことにします。

14年前と同じレベルの車に乗るには「2倍」払う必要がある

Inflation-car

車を探し出して真っ先に気がついたのは、車の値段が凄まじく上がっていることでした。国が主導する"官製インフレ"のお陰もありますが、それ以外の理由も含めてインフレ率とは比例しないほど値上がりしています。

値段が上がって、クオリティも上がっているならまだ納得出来るのですが『値段が上がって、内装の見た目は落ちている』車が溢れています。

普通の感覚なら試乗した後に「わあ!14年で進化したなあ」のはずなのに、乗った後に「あれ??今乗ってる車の方が作りが豪華じゃない?」と毎回感じるのです。

これは衝突安全や環境性能など、車造りで考慮すべき点が増えすぎた事が間違いなく影響しており、過去であれば車の質感に投じられていたお金が、別の部分に流れてしまっているのです。

またコロナ禍の半導体不足で色んな事がおかしくなり、売り手市場になってしまったことも影響しているように思います。要するにメーカーが調子にのっている状態なので良く無いことですが・・・。


そこから導き出したのが『お値段2倍の法則』でした。


14年前に買った車の値段×2=2024年に同等の質感を感じられる車


少し前まで軽自動車は100万円位だったのが、200万円を超える値段になったことを考えると、分かりやすいかと思います。


いやいや、日本の給料14年前から2倍になってないだろ!という事に気がつける人であれば、これがいかにボッタクリであるかお分かりになると思います。自動車業界だけしれっと賃上げして、残価設定という売り手が儲かるシステムで煙に巻かれているだけです。しかも、円安で儲かってるのに日本の客には還元ゼロ!!です。

それでも、車がますます日本だけで売られる物ではなくなっているので、世界基準で考えると妥当な値上げということなってしまいます。

そのサービス要らないから安くして・・・

LEXUS LM500h

車にしか興味が無いので、周辺サービスは要らないのですが、これもメーカー側の都合で過剰なサービスが増えまくっているのも2024年現在の特徴です。

そんなサービス要らないので本体を安くして欲しいところですが、それじゃあ回収出来ないんで!という売る側の心の声が真上から聞こえてきます・・・。

今のところ広く浅く車を探しているので、何を買うかは絞り込めていませんが、余裕があれば、乗ってみた車のご紹介などもしてみたいなと思っています。

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